💼 しごと

保育士の「しんどい」を6つに分ける|辞めるか続けるかを決める前にやること

この記事でわかること

  • 「しんどい」をひとかたまりにすると、次の手が「辞めるか続けるか」だけになる
  • 6つの面に割ると、面ごとに打てる手が違うことが分かる
  • 同じ点数でも、どこが高いかで意味がまったく変わる
  • 6つのうち、制度で決まっている面と園ごとの面が混ざっている

しんどさを1つの塊で持っていると、選べる道が辞めるか続けるかの2つしかなくなります。そこまで行く前に、何がしんどいのかを割るという段階があります。

6つに割る

何のことか
時間勤務時間、持ち帰り、休憩が取れているか
人手配置の人数、休んだときに回るか
職員間相談できるか、方針が共有されているか
保護者対応の負担、伝えたことが伝わるか
待遇給与、処遇改善の反映、休みの取りやすさ
心と体眠れているか、体調、気持ちの落ち込み

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同じ合計点でも、どの面が高いかで意味がまったく変わります。1つの点数に丸めると、この違いが消えます。

6つのうち、いくつかは制度で決まっている

全部が「園の方針」ではありません。制度側で決まっていることは、園に交渉する話ではなく確認する話になります。

  • 年5日の年次有給休暇 — 年10日以上付与される労働者には、事業者が5日を確実に取得させる義務があります(労働基準法)
  • 休憩時間 — 労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上と定められています
  • 処遇改善等加算 — 賃金改善の内容を職員に周知することが要件のひとつに入っています。何がどう反映されているかは聞ける項目です
  • 労働時間の把握 — 事業者の義務です。自分でも記録しておくと確認できます

「うちの園はそういう決まりだから」で説明されていたことの中に、制度側の話が混ざっていることがあります。 分けておくと、話をする相手が変わります。

動かす順番

  1. 割る。 6つのうちどれが高いかを確かめます。ここを飛ばすと、次が「辞める/続ける」の2択になります
  2. 制度側かどうかを分ける。 有休・休憩・労働時間の把握は、園の方針ではなく法律の話です
  3. 園ごとの面を1つだけ選ぶ。 全部を同時に変えようとすると、たいてい何も動きません
  4. それでも動かないなら、場所を変える選択肢が出てくる。 順番として最後です

まとめ

  1. 割る前に辞めるかどうかを決めない。 選択肢が2つしかなくなります
  2. 「心と体」だけが結果の側。 他の5つは環境で、打てる手があります
  3. 有休・休憩・労働時間の把握は法律の話。 園の方針ではありません
  4. 変えるのは1つずつ。 全部同時だと動きません

よくある質問

Q. この診断は辞めたほうがいいか教えてくれますか。
教えません。点数で決められることではないためです。出すのは6つの面それぞれの負荷の高さと、いまどのゾーンにいるかまでです。
Q. 有給休暇が取れないのは違法ですか。
個別の状況を当サイトで判断することはできません。ただし年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者について、事業者が年5日を確実に取得させる義務が労働基準法に定められています。詳しくは労働基準監督署にご確認ください。
Q. 処遇改善の加算が給与に反映されているか分かりません。
賃金改善の具体的な内容を職員に周知することは、加算の要件のひとつに入っています。ただし個別の園が要件を満たしているかどうかを当サイトが判断することはできません。
Q. しんどさの点数が高いと病気ですか。
当サイトでは判断できません。負荷の高さを点数で示すところまでが範囲です。休んでも戻らない、日常生活に支障が出ているという場合は医療機関にご相談ください。
Q. 回答は職場に知られますか。
回答はサーバーに送信していません。端末の中だけで処理され、無料・登録不要で使えます。

この記事の出典

制度は改正されます。手続きをする前に、必ず上記の一次資料または 所管の窓口で最新の内容をご確認ください。

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