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「脈ありのサイン」を1つずつ数えても答えが出ない理由|見るのは2つの量

この記事でわかること

  • サインの一覧は、重さの違うものを1個ずつ数えてしまう
  • 分けて見るのは「相手から来ている量」と「ふたりの近さ」
  • 同じ観察には、好意以外の説明がいつも複数ある
  • 確かめる方法として、相手を調べる側に踏み込まない

「脈ありのサイン」で検索すると、10個・20個の一覧が出てきます。当てはまる数を数えて、半分を超えたから脈あり、と判断したくなります。ところがこの数え方では答えが出ません。

理由は単純で、一覧に並んでいるサインの重さがまったく違うからです。「目が合う」と「ふたりで会う予定が実際にできた」を同じ1個として数えれば、合計はほとんど意味を持ちません。

分けて見るのは2つ

サインを重さで並べ替えるのではなく、種類で2つに分けると扱いやすくなります。

見るもの何を数えるか
相手から来ている量相手のほうが動いている回数相手から連絡が来る、相手が近くに来る、誘いが相手側から出る
ふたりの距離の近さ関係の深さそのものふたりだけで話す時間がある、個人的な話が出る、予定が実際にできた

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同じ「よく話す」でも、大勢の中でよく話すのは前者、ふたりのときによく話すのは後者です。前者だけが多い状態と、後者だけが多い状態は、まったく違う位置にあります。

この2つを分けると、合計点では区別できない4つの位置が見えます。

  • 両方とも高い — 途切れても自然に戻る関係。ここから先を分けるのは、どちらかが言葉にするかどうかです
  • 来ている量だけ高い — 入口は開いていて、奥にはまだ入っていない。動かしやすいのはこの位置で、やることは押すことではなく人数を減らすことです
  • 近さだけ高い — 関係はできていて、動かしているのは主にこちら。連絡の間隔を少し空けたときに何が起きるかが材料になります
  • 両方とも低い — まだ材料が足りない段階。回数を増やすより、話す場面が変わる機会を1つ作るほうが効きます

同じ観察には、いつも別の説明がある

相手がよく話しかけてくる。これは好意の表れかもしれませんが、同じことを説明する理由が他にもいくつもあります。

  1. 相手が誰に対しても距離が近い人で、それがその人の平常運転である
  2. 同じ場所に長くいるので、単純に接触の機会が多い
  3. その場をまとめる役割(幹事・先輩・店長など)にいて、全員に同じように話を振っている
  4. 共通の用事が多く、話しかける理由が自然に発生している

これを潰していく作業が、「他の人への接し方と比べて差があるか」を見ることです。相手の行動の絶対量ではなく、あなたに対してだけ違うかどうか。ここが最も情報量の多い一点になります。

確かめ方として、やってはいけない側

確かめたい気持ちが強くなると、相手を調べる方向に手が伸びます。 ここには法律の線があります。

  • 相手のスマートフォンを無断で見る — 保存されているメッセージを見る行為は、状況によって不正アクセス禁止法や刑法の問題になりえます
  • 鍵アカウントを別人のふりをして見る — 本人になりすます形はアカウントの規約違反であり、手段によっては同様に法律の問題になります
  • 位置情報を本人の同意なく取得する — 端末やアプリを使った継続的な位置の把握は、ストーカー規制法が対象とする行為に含まれる場合があります
  • 本人以外に予定や交友関係を確かめて回る — 法律以前に、関係が壊れる形として最も多いものです

参考: 交際経験の統計

国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年実施・独身者調査の有効票数7,826票)によると、18〜34歳の未婚者のうち、恋人または婚約者がいる人は男性21.1%・女性27.8%でした。

同じ調査で、恋人として交際した経験がある人の割合は、25〜29歳で男性63.6%・女性71.2%です。「みんな経験している」も「誰もしていない」も、どちらも実態から外れます。 迷っている状態は多数派の中にあります。

まとめ

  1. サインを1個ずつ数えない。 重さが違うものを足しても位置が出ません
  2. 「来ている量」と「近さ」を分ける。 合計が同じでも、次にやることは逆になります
  3. 他の人への接し方と比べる。 好意以外の説明を潰せる唯一の見方です
  4. 調べる側に踏み込まない。 近い関係ほど、そこで戻せなくなります

よくある質問

Q. 脈ありのサインはいくつ当てはまれば脈ありですか。
数で判断できるものではありません。並んでいるサインは重さが大きく違い、合計しても位置が出ないためです。相手から来ている量と、ふたりの距離の近さを別々に見るほうが判断材料になります。
Q. よく話しかけてくるのは好意ですか。
好意で説明できますが、同じ観察を説明する理由は他にもあります。その人が誰に対しても距離が近い、同じ場所に長くいて接触の機会が多い、場をまとめる役割にいる、などです。他の人への接し方と比べて差があるかが分かれ目になります。
Q. 相手の気持ちを確実に知る方法はありますか。
観察から相手の内面が一意に決まることはありません。確かめる方法として確実なのは本人に聞くことだけです。相手のスマートフォンやSNS、位置情報を調べる方法は、法律の問題になりうるうえ、関係が壊れる形として最も多いものです。
Q. 職場の相手だと判断が難しいのはなぜですか。
共通の用事が多く、話しかける理由が自然に発生するためです。接触の量が増えても、それが好意によるものか業務によるものかを分けにくくなります。ふたりだけの場面での会話の中身のほうが、材料になります。
Q. この診断は何を出しますか。
16問から「相手から来ている量」と「ふたりの近さ」を別々に点数化し、4つの位置のどこにいるかを表示します。結論として脈あり・脈なしという言葉は使いません。出すのは距離の位置と、次にやること、そして好意以外の説明の候補です。

この記事の出典

制度は改正されます。手続きをする前に、必ず上記の一次資料または 所管の窓口で最新の内容をご確認ください。

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