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奨学金の返還はいつから始まるのか|貸与が終わった月の翌月から7か月目、引き落としは27日

出典 日本学生支援機構 ほか4件

この記事でわかること

  • 返還が始まるのは、貸与が終わった月の翌月から数えて7か月目
  • 引き落としは毎月27日(金融機関が休みの日は翌営業日)
  • 毎月いくら返すかは自分では決められない。貸与総額から機械的に決まる
  • 払えないときは、延滞する前に願い出る。延滞してからだと使えない制度がある

卒業したけれど、奨学金の返還がいつ始まるのかを知らない。 口座から引き落とされて初めて気づく人がいます。この記事は、始まる前に何をしておくかだけを書きます。

1. 始まるのは「貸与が終わった月の翌月から7か月目」

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、貸与(かしあたえること)が終わった月の翌月から数えて7か月目に返還が始まります。

3月に貸与が終わった人なら、返還開始は10月です。この空白の期間を据置期間(すえおききかん)といいます。

2. 始まるまでの順番

  1. 在学中に返還説明会がある(貸与終了の半年ほど前。学校で行われます)
  2. リレー口座(口座振替)に加入する — 返還はこの口座からの引き落としで行われます
  3. 「返還条件等通知」が届く — 自分の毎月の額・回数・利率が書かれた紙です
  4. 貸与終了の翌月から7か月目に、最初の引き落とし
紙に書いてある名前かんたんに言うと
貸与奨学金返還確認票いくら借りたか、これから何回で返すかの確認用
口座振替(リレー口座)加入申込書引き落とし口座を登録する紙。これを出さないと返還が始められない
返還条件等通知毎月の返還額・回数・利率が書かれた通知。手元にある人はこの数字が正
割賦金(かっぷきん)1回あたりの返還額のこと。自分で決めるものではない
据置期間貸与が終わってから返還が始まるまでの空白期間

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3. 引き落としは毎月27日です

月賦返還(月々払い)の場合、毎月27日に口座から引き落とされます。金融機関が休みの日にあたるときは、翌営業日になります。

残高が足りないと引き落としができず、延滞になります。 給料日と27日の間隔を考えて、入っている口座を選んでおいてください。

4. 払えそうにないときは、延滞する前に言います

  • 減額返還 — 毎月の額を減らして、そのぶん期間を延ばす制度です。返す総額は増えません
  • 返還期限猶予 — 返還そのものを先送りにする制度です

5. 延滞すると何が起きるか

  • 延滞金がつきます(延滞している元金に対して計算されます)
  • 督促が来ます。本人だけでなく、連帯保証人・保証人にも連絡が行きます
  • 3か月以上の延滞で、個人信用情報機関に登録されます。 登録されると、クレジットカードやローンの審査に影響します

「返せないから逃げる」がいちばん高くつきます。 猶予の願い出は、延滞していても出せます。

きょう、やること

  1. 貸与が終わった月を確認して、その翌月から7か月目がいつかを数える(3月終了なら10月です)
  2. 引き落とし口座に、27日の時点でお金が残るかを考える(給料日との間隔を見ます)
  3. 「返還条件等通知」を探す(毎月の額と回数が書いてあります。無い場合は、借りた額から計算した目安で先に見ておきます)

よくある質問

Q. 奨学金の返還はいつから始まりますか。
貸与が終わった月の翌月から数えて7か月目からです。3月に貸与が終わった場合は10月から始まります。この間の期間を据置期間といいます。
Q. 引き落とし日はいつですか。
月賦返還の場合、毎月27日です。金融機関が休みの日にあたるときは翌営業日になります。残高が不足すると引き落としができず、延滞になります。
Q. 毎月の返還額は自分で決められますか。
決められません。貸与総額を「割賦金の基礎額」で割って得た年数が返還年数になり、その回数で割った額が毎月の返還額になります。第一種には所得に応じて額が変わる所得連動返還方式もあります。
Q. 返還が難しいときは、どうすればいいですか。
減額返還と返還期限猶予があります。減額返還は延滞していると願い出できないため、延滞する前に動くほうが選べる道が多くなります。返還期限猶予は延滞していても願い出できます。どちらも自動では始まらず、機構への願い出が必要です。
Q. 延滞するとどうなりますか。
延滞金が発生し、本人と連帯保証人・保証人へ督促が行われます。3か月以上の延滞になると個人信用情報機関に情報が登録され、クレジットカードやローンの審査に影響します。

この記事の出典

制度は改正されます。手続きをする前に、必ず上記の一次資料または所管の窓口で最新の内容をご確認ください。

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