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疲れが取れないとき何科に行けばいいか|内科・心療内科・精神科の分け方

この記事でわかること

  • 最初に内科にかかると、体の病気が原因かどうかを確かめられる
  • 心療内科と精神科は、扱っている入口がちがう
  • 会社にいるなら、産業医・保健師という無料の相談相手がいる
  • 受診の前に4つメモしておくと、短い診察でも伝わる

「ずっとだるい」「寝ても取れない」「何もする気が起きない」。病院に行ったほうがいい気はするけれど、どの科かわからない。 ここで止まってしまう人がとても多いです。

この記事は、科の名前と、そこが何を扱っているかだけを説明します。どの科にかかるべきかを決めるのは医療機関なので、この記事で診断のようなことはしません。行き先を1つ決めるための整理だと思ってください。

1. 迷ったら、まず内科という選び方があります

だるさや眠気は、体の病気が原因で起きていることがあります。 内科では、血液検査などで体のほうに原因がないかを確かめられます。

  • かかりつけの内科があるなら、そこがいちばん行きやすい入口です
  • 体のほうに原因が見つからなかった場合、ほかの科を紹介してもらえることがあります
  • 紹介があると、次の受診で説明がしやすくなります

2. 心療内科と精神科は、入口がちがいます

扱っている入口たとえば
内科体の不調そのものだるさ、体重の変化、微熱、動悸などを、まず体の側から調べる
心療内科心の負担が、体の症状として出ているとき胃の痛み、頭痛、動悸、眠れないなど、体に出ている症状が中心
精神科気分・不安・考えのはたらきそのもの気分の落ちこみ、強い不安、じっとしていられない、幻聴など

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医療機関によって「心療内科・精神科」を両方かかげているところが多く、実際には受診してから振り分けられることがよくあります。名前で迷いすぎる必要はありません。

きれいに分かれているものではありません。 「心療内科・精神科」と併記している医院がとても多いのは、そのためです。迷ったら、家から行きやすいほうで構いません。

3. 会社にいる人は、無料の相談相手が社内にいます

  • 産業医 — 会社の健康管理にかかわる医師です。治療をする立場ではありませんが、働き方について会社に意見を出せる立場にあります
  • 保健師・衛生管理者・健康相談の窓口 — 会社の規模によって置かれているものがちがいます
  • 健康保険組合の相談サービス — 加入している健康保険によっては、電話やオンラインの相談を用意しています

4. 受診の前に、4つだけメモしてください

診察の時間は短いことが多く、その場で思い出そうとするとうまく話せません。紙かスマホのメモに、次の4つを書いていってください。

  1. いつから — 「だいたい3か月前から」で構いません
  2. どんなふうに — 眠れない/途中で目が覚める/食べられない/だるい など
  3. 生活で困っていること — 遅刻が増えた、家事ができない、外に出られない など
  4. きっかけに心当たりがあるか — 異動、家族のこと、体調の変化。なくても構いません

うまく話す必要はありません。 メモを渡してしまってもいいです。書いてある内容から医師が聞き取ってくれます。

5. 病院の前に、無料で話せるところ

  • [こころの耳](https://kokoro.mhlw.go.jp/) — 厚生労働省の、働く人のメンタルヘルスのポータルサイトです。電話・メール・SNSの相談窓口が案内されています
  • [まもろうよ こころ](https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/) — 厚生労働省のサイトで、電話やSNSの相談窓口が受付時間つきで一覧になっています
  • [総合労働相談コーナー](https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html) — 労働時間や職場の問題については、都道府県労働局に無料・匿名で相談できます

きょう、やること

  1. 「いつから」「どんなふうに」の2つだけ、メモに書く(残りはあとで足せます)
  2. 家から行きやすい内科か、心療内科・精神科を1つ調べて、電話番号を控える
  3. 予約が先になる場合は、その日まで無料の相談窓口を使う

よくある質問

Q. 疲れが取れないとき、何科に行けばいいですか。
体の不調として現れている場合はまず内科で体の病気がないかを確かめる方法があり、心の負担が体の症状として出ているときは心療内科、気分や不安そのものが中心のときは精神科が扱う範囲とされています。どの科にかかるべきかの判断は医療機関が行います。
Q. 心療内科と精神科はどちらに行けばいいですか。
多くの医療機関が「心療内科・精神科」を併記しており、受診後に振り分けられることがよくあります。名前で迷うより、通いやすさや予約の取りやすさで選んで差し支えありません。
Q. 何を話せばいいかわかりません。
「いつから」「どんなふうに」「生活で困っていること」「きっかけの心当たり」の4つをメモして持っていくと、短い診察でも伝わります。メモをそのまま見せても構いません。
Q. 会社に知られずに相談できますか。
産業医や保健師への相談には取り扱いのルールがあります。相談の最初に「どこまで会社に伝わりますか」と確認してから、話す範囲を決めることができます。社外の窓口としては、こころの耳や総合労働相談コーナーが無料・匿名で利用できます。
Q. 病院に行くほどではない気がします。
受診して体に異常が見つからなかったこと自体が、次に何を確かめればよいかの手がかりになります。迷う段階で相談できる無料の窓口もあります。

この記事の出典

制度は改正されます。手続きをする前に、必ず上記の一次資料または所管の窓口で最新の内容をご確認ください。

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